アメリカ留学中の課外活動!バスケ部vsバスケクラブ

       
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Akane

Jun.17.2015 - 06:26 am

アメリカといえば?・・・そう!バスケットボールですよね!!!笑

いたるところにバスケットボールのコートがあり、ボールがあればいつでもバスケができる環境があります。現在通っているビンガムトンには各寮の近くにバスケのコートがあり、学生たちがシュートを打ったり試合をしている姿をよく見かけます!私もバスケが大好きで、前に通っていた2年制大学ではバスケットボール部に所属し、現在通っているビンガムトンではバスケットボールクラブに所属しています!そこで今回は「部活」と「クラブ」の違いについて書きたいと思います!

まずは定義について!

私の思う「部活」とは、日本の大学でいう体育会の部活のようなもので、顧問の先生やコーチの指揮のもと他の学校と公式戦で競い合う、大学公認の競技団体のことです。1つの種目につき1つの団体しかないことが多く、大学やスポンサーが資金援助をしてくれます。

一方、私の思う「クラブ」とは、日本の大学でいうサークルのようなもので、生徒が自分たちで運営する団体のことです。大学公認の団体もあれば非公認のものもあります。顧問の先生やコーチはいないことがほとんどで、運営資金はその団体に所属する生徒たちで出します(大学が出してくれる場合もあります)。一定の条件を満たせば誰でもクラブを立ち上げることができるので1つの種目に複数の団体が存在することもあります。(例えばビンガムトンに「野球部」は1つしかありませんが「野球クラブ」は複数あります。)

以前通っていた2年制大学(Rockland Community College:通称RCC)ではこの「部活」にあたる団体に所属していたので「バスケ部」と呼び、現在通っているビンガムトンではこの「クラブ」にあたる団体に所属しているので「バスケクラブ」と呼んでいます。(※分かりやすいように「バスケ部」と「バスケクラブ」に分けて呼んでいますが、どちらも basketball club や basketball team と表記されることがあるので英語での正式名称は分かりません。)

ここからは「バスケ部」と「バスケクラブ」の違いについて!

●入部条件

☆バスケ部の入部条件
・バスケットボール経験者(高校でバスケ部に所属していた人。)
・フルタイムの学生(1セメスターに12単位以上取っている。)
・GPAが2.0以上ある(あくまで学業優先です!)
・大学レベルで2年以上プレーしていない(2年制大学では1つの部活で活動できるのは最長2年までです。)

☆バスケクラブの入部条件
・とくになし笑(初心者大歓迎!興味があれば誰でも入れます。トライアウトがあるクラブもありますが、まれです。)

●入部方法

☆バスケ部の入部方法
・部活説明会(ミーティング)に参加して書類に必要事項を書き込む(住所、出身高校、連絡先、身長、体重などの基本的な情報を記入するだけです。当然のことながら身長の単位は「センチメートル」ではなく「フィート」、体重の単位は「キログラム」ではなく「ポンド」で表記しなくてはならなかったのですが換算方法が分からなくてあわててスマホで調べました笑)
・選手の能力や適性の審査(トライアウト)に参加して合格する(普通の練習に参加しただけで特別なテストなどはありませんでした。)
・健康診断を受ける(病院で尿検査、心電図検査、血圧測定などをして運動をしても大丈夫かどうか医師に判断してもらいます。大学が指定した病院だと学生証を見せれば無料で検査を受けられます。)
・健康診断証明書を提出する(フィジカルと呼ばれる書類で必ず医師のサインをもらわなければいけません。この書類が無ければ練習にすら参加できません。)
・チームの中には高校時代から有名で、コーチが「是非私の大学に来てプレーしてくれ!」とオファーをした選手も何人かいたようです!が、彼女たちのような選手でも上記の手続き(トライアウト以外)を経なければ入部することはできません。

☆バスケクラブの入部方法
・クラブ説明会(GIM:General Interest Meetingと呼ばれるミーティング)に参加する(クラブについての説明を聞いて紙に名前とメールアドレスを書くだけです。)
B-Engagedというウェブサイトに必要事項を入力してメンバー登録をする(住所、学年、身長、体重、怪我の有無、緊急連絡先などの情報を入力して参加したい団体を選択するだけです。)

●活動シーズン

☆バスケ部のシーズン
・10月初め~3月初め(この期間以外の本格的な活動は禁止されているのでシーズン以外の活動は全くありません。夏休みに自由参加の軽い練習会(オープンジム)があるぐらいです。)

☆バスケクラブのシーズン
・シーズンは決まっていない (長期休暇やホリデー中は活動しませんがそれ以外はずっと活動があります。)

●練習と試合

☆バスケ部の練習と試合
・練習は週5日、18時~20時(平日は毎日練習です。練習時間とかぶる時間の授業は取れません笑)
・基本土日祝日は休み(祝日は確実に休みですが土日は練習試合や公式試合が入ったりトーナメントに参加したりするので土日のどちらかはつぶれることがほとんどでした笑)
・毎日体育館のバスケコートで練習できる(立派なコートで毎日練習ができるのは恵まれたことです!)
・コーチとアシスタントコーチが毎回練習に来て指導してくれる(2人とも優しくてみんな大好き!)
・大学常勤のアスレティックトレーナーがいる(怪我をした時に応急処置をしてくれたり、怪我予防のトレーニングや回復後のリハビリの指導もしてくれます。)
・大きな大会がある(全国大会につながるトーナメントもあります!)
・練習や試合のために授業を休むこともある(リーグ戦が始まると平日にも試合が入ります。試合はだいたい夕方なので早い時間の授業を取っていれば問題はないのですが、泊りがけの遠征の場合や会場が遠くて早い時間に出発しなければならない場合は授業を休むこともあります。公欠になるので欠席扱いにはなりませんが授業を休むとついていけなくなることもあるので大変でした笑)
・遠征試合の時は大学が用意したバスで移動(バスで長距離移動となると運転手を雇いますが会場が近いとコーチが大型車を運転して連れていってくれることもありました。)

RCC court

これが練習で使っていたコートです!なかなか立派ですよね!

☆バスケクラブの練習と試合
・練習は基本週3日、夜(基本的には月、水、木に練習があります。時間は20時半~22時か22時~24時になることが多いです。もう少し早い時間になってほしいです笑)
・コーチがいない(責任者はいますが練習には来ません。キャプテンや副キャプテンがメニューを考えてチームの指導もします。)
・アスレティックトレーナーがいない(怪我をしたら氷をもらってきて冷やすなど、自分で対処します。)
・練習場所の確保が難しい(クラブが使える体育館はキャンパス内に2つあるのですが、他のクラブも使うので確保するのが難しく、週1日の時もあれば練習が全くない週もあります。場所もEast gymになったりWest gymになったりころころ変わります。)
・参加したい時だけ参加できる (授業がある、試験勉強を優先したい、バイトがある、などの理由で練習を休む人が多いです。練習には来ないで試合の時だけ参加する子もいます笑)
・対戦相手は自分たちで見つける(ニューヨーク州内の大学と連絡をとって練習試合やトーナメントを開催します。)
・遠征の時は自分たちの車で行く(車の台数で遠征に行ける人数が決まります笑 1人しか車を出せなくて遠征に行ける人が5人しかいなかった時もありました。参加希望者が定員を超えた場合は車の持ち主以外は練習の出席率が高い順に選ばれます。)

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ビンガムトンのEvents Centerにあるバスケコート!かっこいい!!!のですがこれはバスケ部が使うコートで私たちバスケクラブは使えません笑

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こちらがバスケクラブが使っているコート(East gym)です。練習するには十分!

●運営資金

☆バスケ部の運営資金
・大学が全て負担!(素敵!笑)
・練習用ゼッケン、試合用ジャージ(上下)、ユニフォーム(上下)は大学から借ります。(シーズンが終わったら返却します。)
・バスケットシューズ、ジャージ(上下)、遠征用バッグ、試合用靴下(2セット)は無料で支給されます!
・遠征時の食費も大学が負担!(毎回出発前にコーチがベーグルとオレンジジュースを用意してくれて、試合が終わったらファストフード店やレストランなどに行ってみんなでごはんを食べて帰ります。タダ飯最高!笑)
・個人的な出費があるとすれば練習着や練習中の飲み物代ですが、練習着は日本から持って行ったし練習中は水(水道水を浄水器できれいにしたもの)を家から持って行って飲んでいたので出費はありませんでした!

RCC uniforms

ユニフォームは借り物、それ以外のバッグ、ジャージ、靴下、Tシャツは全て大学から支給されたものです!

RCC 1st season

左の練習用ゼッケンは大学から借りたもので、試合形式の練習をする時に使うので毎回練習に持っていきます。右のバスケットシューズ(アディダス)はシーズン1年めに大学から支給されたものです!

RCC jersey

シーズン2年めに大学から支給されたジャージ!1年めのものより好きです笑

RCC shoes

シーズン2年めに大学から支給されたバスケットシューズ(ナイキ)!サイズが合わなかったり壊れたりしたら新しいものをもらえるので自分で買う必要はありません!

☆バスケクラブの運営資金
・ほぼ全て自己負担!笑(ビンガムトンはクラブにもお金を出してくれるのですが、このバスケクラブは昨年の春学期に設立されたばかりでまだ公認されておらず大学から資金援助をしてもらえません泣)
・部費として1人$25払う
・ユニフォーム(約$20)もチームトレーナー/プルオーバー(約$30)も自己負担
・運営資金を集めるために様々な活動をする(ファンドレイジングと呼ばれる活動で、安く仕入れたお菓子を売ったり、自分たちで焼いたクッキーやケーキを売ったり、大学のイベントなどの手伝いをしてそのお給料を部費にしたりします。)

BU uniform

これがバスケクラブのユニフォームです!リバーシブルのゼッケンタイプです。

BU team pullover

チームプルオーバー!(フードがついていなくて前にジッパーがついているものをプルオーバーといいます。)トレーナーとプルオーバーが選べたので私はプルオーバーにしました!名前や番号も入れられるのですが私はバスケをする時のニックネーム「AK」を腕のところに入れました!AKに関する記事はこちら笑

バスケ部とバスケクラブの違いをあげるとこんな感じです!
バスケ部は恵まれた環境で思いっきりバスケをすることができる、自分の技術をあげたり良いプレーをすることだけに集中できる、という利点がある反面公式戦で良い結果を残すために毎日練習に励まなくてはならないので学業との両立に苦労することもあります。(あとパーティーにあまり参加できない笑)
バスケクラブは参加したい時だけ参加すればいいので無理せず活動ができる、生徒主体で運営するのでリーダーシップや考える能力がつく、という利点がありますが資金集めや練習場所の確保の問題などがあり、あまり恵まれた環境でプレーすることができない、という欠点があります。

アメリカで部活とクラブの両方を体験しましたが、それぞれに利点と欠点があり一概にどちらの方が良い、とは言えません。2年制大学にいた頃は部活三昧の生活が好きだったし今は気分転換にバスケをするぐらいがちょうど良い!バスケを本気でやりたい!と思うならバスケ部に入ればいいし、勉強などの息抜きにバスケをしたい!と思うならバスケクラブに入ればいいし、自分に合った形で楽しめばいいんだと思います!

長い記事になってしまいましたがアメリカでスポーツ系の部活またはクラブに入りたいけどどんな感じか分からない・・・という方の参考になれば良いなぁと思います。バスケネタで書きたいことがたくさんあるのでこれから少しずつ書いていく予定です!お楽しみに!笑

       

Akane

ニューヨーク州立大学ビンガムトン校に在学中です。映画鑑賞とスポーツが好きでバスケクラブに所属しています♪ ニューヨークや留学生活についてたくさん知ってもらえるような記事を書いていきたいと思います!