中国、日本、アメリカ、そして世界へ!SUNYデルハイで獣医科学を学ぶマックスさんにインタビュー!

       
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Fuka

Aug.05.2017 - 01:58 am

マックスさん

日本と中国のハーフ。中国語の名前は孫典慶 (ソン・テンケン)、日本語の名前は 堀川謙伸 (ほりかわ けんしん)。「マックス」は彼がアメリカで使っているイングリッシュネーム。生まれてから10歳までを中国で過ごし、その後、日本の千葉県で高校卒業までを過ごす。高校卒業後の2015年8月からSUNYデルハイにて2年制のVeterinary Science Technology (獣医科学)を専攻中。


まずはじめに、イングリッシュネームの「マックス」を使い始めたきっかけは?




これには深いこだわりがあります。生まれた時から日本語と中国語の名前を持っていて、生まれてからは中国語、10歳からは日本語も話してきました。アメリカに行ってからはこれに英語も加わると思い、新しいスタートを切る気持ちでイングリッシュネームを作ったんです。現地の人にも呼んでもらいやすくて、たくさんの人の意見を聞いた結果、家族からも、友人からも「マックス」という名前が出たのでそれに決めました。NYに向かう飛行機の中では、もうすでに自分のことを「マックス」と呼んでいました (笑)




大学にいる日本人留学生、中国人留学生、そして教授からも「マックス」と呼ばれていますよね?




はい (笑) 「マックス」が定着しすぎて、大学の教授達からも「マックス」、テストに名前を書く時も「マックス」と大きく書いて、横に小さく本名を書いています (笑) アメリカの大学では、教授が学生にどのような名前で呼ばれたいかを聞いてくれます。僕の名前は中国名も日本名も、英語では発音しにくいので、イングリッシュネームを作ったことによって、たくさんの人に名前を覚えてもらうことが出来ました。




確かに!イングリッシュネームなら、気軽に名前を呼んでくれそうですね!続いて、海外進学、そして留学先をアメリカに決めた理由を教えてください。




子供のころから中国と日本の両方の文化の中で育ってきたこともあり、様々な国の文化を知ることが好きでした。しかし、10歳の時に初めて日本に移り住んで本格的に日本語を勉強し、様々な苦労を家族の支えとともに乗り越えました。

今回は自分の力を頼りに、中国でも、日本でもない国で成長したい!そんな思いがあって高校卒業を機に海外の大学への進学を決意しました。留学先をアメリカに決めた理由は、学費が他の英語圏の国に比べて安かったため、そして獣医の分野が発達していたためです。




獣医科学を自分の専攻に選んだきっかけは?




動物と共に生きたい、という気持ちがとても強くて獣医になることを志しました。僕の専攻している獣医科学は、獣医になるというよりも、獣医テクニシャン (獣医のサポートをする仕事) になるためのプログラムです。

なんと僕はそれを知らずに、獣医になりたい一心でSUNYデルハイ校に進学しました。僕の完全な理解不足でした (笑) アメリカでは、獣医になるための本格的な勉強は大学院からだったんですね (笑)




え!?思っていたのとは違う内容の専攻に!?マックスさんは、それでよかったんですか?




アメリカで獣医になる道としては、「大学にて科学系の専攻 → 大学院にて獣医学」というのが一般的です。
僕の場合は必ずしも必要ではない獣医テクニシャンの勉強までしています。大変な道ではありますが、学部レベルから動物に関して幅広く学べること、そして大学院に進んだ時に他の獣医学生よりも知識を持っていることになるので、今はこれで良かったと心の底から思っています!



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たしかに!大学院に入った時の差は大きいですね!では次に、SUNY デルハイ校の魅力を教えてください。




SUNYデルハイはアメリカ最古の獣医科学プログラムを持つ大学の1つで、アメリカで首位を争うほどの動物の種類がいます。大学の敷地内に農場もあり、イヌやネコをはじめとする小型動物やウマ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ブタ、ニワトリといった大型動物、実験動物のラット、マウス、ウサギ、モルモットなどもいます。

また、SUNYデルハイはNYで初めてサルの実践授業を取り入れた大学です。地元の動物シェルターと協力したり、学生が校内すべての動物の体調管理をしたり、実践的なプログラムを通して学ぶことが出来ます!




実践的な授業が多いみたいですが、留学生活で大変だと感じるときはどんな時ですか?




大学の授業と課題、そして自分のための時間のバランスを保つことですね。普段は授業を16~19単位くらいを取っているのですが、興味のあることが多すぎて今学期は23単位を取っています。講義スタイルの授業は2~3時間くらいですが、実践の授業は4時間に及ぶものもあります。

授業以外にも、学校の Sustainability Advocate (自然環境を良くしようと努める仕事) やナイトホスト(寮の夜間の見回りの仕事)として働いたり、ボランティア活動をしたり、動物に関わるクラブに入ったりしています。この秋からはResident Assistant (寮長)の仕事もする予定です。プランナーを最大限に使ってタイムマネジメントをしています!



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とてもアクティブな留学生活ですね・・・!それでは最後に、マックスさんの今後の予定、そして留学を考えている人にアドバイスをお願いします!




この夏は3ヶ月間、フロリダにあるパームビーチ動物園でインターンシップをしています。フラミンゴの手術に立ち会ったり、ジャガーの採血をしたり、ナマケモノの健康診断をしたり、様々なことを経験できました。あとはこのインターンシップを無事に完了させたいです。

SUNYデルハイの二年制プログラムを卒業後は、前から興味のあったMarine Biology (海洋生物学)を学べる大学への編入を考えています。

その後は、獣医学を学ぶために大学院への進学をしたいです。獣医の資格を取得後は3~4年はアメリカで働いて、そのあとは日本かアメリカ、もしくは違う国へ行って水族館や動物園の獣医として働くことが今の夢です!

人生は自分でも驚くほど短いものだと思うので、何事にも思い切りが肝心!挑戦が第一です。思いがけない一瞬が自分の今後の運命を変えるかもしれません!





動物園でのインターン頑張ってください!マックスさん、ありがとうございました!


インタビュー後記

SUNYデルハイ校に私と同期で入学したマックスさん。彼のフレンドリーさもあって、獣医科学学部には彼を知らない人がいないほど!そして、彼の行動力にはいつも驚かされ、影響を受けてばかりです。獣医への道は決して簡単なものではないと思いますが、彼が持っている”何事にも挑戦!” そんなパワーを感じることの出来たインタビューとなりました!

       

Fuka

2015年8月からNYのど田舎で大学生をしてます!専攻はEvent Management、好きなものは旅行、音楽、写真、飛行機です:) 知らない世界を知る楽しさをたくさんの人に...!NYのど田舎での生活もお伝えしていきます!笑