NYのあの超有名美術館に格安で入れちゃう方法みんな知ってる??

       
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hanaemon

Aug.26.2015 - 05:39 pm

みなさん、こんにちは! 普段はhatch studioのサンフランシスコ版で書かせてもらってるhanaemonです。とはいっても、最近はもっぱらさすらいの幽霊部員です。なのに何故か今回は特別にニューヨーク版にお邪魔させてもらうことになりました。実は私、二年前までニューヨークのマンハッタンに住んでました。そういうこともあって、ハッチスタジオのスナフキンと化した私を見兼ねたブー隊長から、昔の経験を活かしてニューヨーク版になんか書け的な指令が下りました。

なので、今回はニューヨーク観光に使える裏ワザについて書かせて頂きます。
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ニューヨークを訪れた際に是非行って欲しい場所、それは美術館です。ニューヨークには、誰もが知ってる超有名な絵画から最先端のブッとんだ現代アートまで、世界中の芸術作品が直に見れる一流の美術館がゴロゴロ転がってます。ちょっとお堅いイメージがある歴史的な絵画だけではなく、若者に人気なデザイン・映画・写真・家具などをそれぞれ専門に扱うオシャレな美術館もあります。なのでニューヨークを訪れた際は、一つだけでもいいので美術館に行くべきです!

早速ですが、今回はそのニューヨークの美術館をより安く楽しむための裏ワザを二つ紹介します。。。

「Pay as you wish」という制度を導入している美術館に行けば入場券を格安で購入可能!!

ニューヨークの多くの美術館はこのシステムを導入しています。それはどういうことかと言うと、入場料が「Pay as you wish(ペイ・アズ・ユー・ウィッシュ)」、つまり「あなたが払いたいと思う分だけ」なのです。よって、$20が妥当だと思えば$20を払ってもいいし、$10だけ払いたいと思えば$10でもいいのです。

ただし「Pay as you wish」でチケットを購入したい場合は受付でしかできません。オンラインではできません。要するにチケット代が安くなる代わりに、受付の圧に負けずにケチパワーを発揮できるかどうかが試されるということです。

なぜならば、この制度が導入されていても受付で「Pay as you wish」と表示されてない(もしくはパッと見では読めないようなちっちゃい字で表記されている)場合がほとんどだからです。普通に「入場料:$20」と提示されていたりしますが、実はそれはあくまで「Suggested Price」(美術館側の「希望価格」)なのです。

この注意事項も気付かないレベルのちっちゃい字とかで表示されてる場合が多く、美術館側からの「できればフルの値段でチケットを購入して欲しい」的ニュアンスがガンガン伝わってきます。まぁ向こうも商売なので、仕方ないといえば仕方ないんですが。

ニューヨークの美術館の多くには定期的に入場料無料の日が!!

日にちはもちろん各美術館によって異なりますが、大体「週一」や「第一・◯曜日」といった感じに無料の日があります。ニューヨークの美術館の入場料は大人で大体$20〜25くらいが相場です。死ぬほど高いってわけではないのですが、例えばいくつかハシゴしたかったり、もしくは留学中の学生とかがフラっと美術館に行くには結構な出費だと思います。

私もまだニューヨークの美大にいたころは、「美術館に$25使うくらいなら、無料の日に行って浮いたお金で良いメシを食うわい!」と、美大生にあるまじきチンピラ発言をよくしてました。そんな私でさえ世界的芸術作品をタダで見られるのはすごく有り難いことだったなので、無料の日はやっぱり最高です。

裏技が使える美術館トップ3!!

上記の裏ワザが具体的にどこで使えるのかについてもまとめてみました。全部の施設については書けないで、今回はニューヨークの人気美術館トップ3に絞りました。

1. メトロポリタン美術館(Metropolitan Museum of Art)
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日曜日〜木曜日 午前10:00 – 午後 5:30
金曜日〜土曜日 午前10:00 – 午後 9:00
休日 サンクスギビングデー、12/25、1/1、5月の第一月曜日)
入場料(希望額) 学生・$12 大人・$25
裏ワザ 「Pay as you wish」(毎日)
マンハッタンのアッパーイーストサイドにある、世界最大級の美術館。ものすごく大きいこの美術館には、アートに詳しくない人でも教科書で一度は見たことのあるような、歴史的な骨董品や芸術作品がワンサカあります。本物のエジプトの神殿が丸々置いてある空間があったり、モネやゴッホの絵画が普通にあったりで、意味わかんないほどのスケールのデカさです。ギフトショップも充実しててお土産探しにも人気です。

私がニューヨークに来たばかりの頃は、メトロポリタンに入る際は何も知らずに12ドルの入場料を払ってました。「Pay as you wish」のことを知ったあとでも、気が引けちゃってなかなか12ドル以下の額を払う勇気が出ませんでした。日本人の性ってやつですかね?

でも、何も気にも止めずに「希望額」を大幅に下回る額で入場券を平気で購入するアメリカ人の友人を見ているうちに、段々自分がアホらしくなってきて、ある日ついに私も「Pay as you wish」をやってみました。思い切って1ドルで。その時はさすがに美術館の受付嬢にボコられるんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、何の問題もありませんでした。何食わぬ顔でスッとお金を出して「これでお願いします」と言えばOKです。そこで味をしめてしまった私は、以後メトロポリタンに入る際は毎回1ドルしか払いませんでした。芸術の神様、ゴメンなさい。

2. ニューヨーク近代美術館(Museum of Modern Art)

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日曜日〜木曜日 午前10:30 – 午後 5:30
金曜日〜土曜日 午前10:30 – 午後 8:00
休日 サンクスギビングデー
入場料 16歳以下・無料 学生・$14 大人・$25
裏ワザ 毎週金曜(午後4:00 − 8:00)無料
マンハッタンのミッドタウンにあるニューヨーク近代美術館(通称:MoMAモマ」)は、その名の通り20世紀以降の現代美術を専門とした美術館です。ピカソやダリなどといった歴史的な画家の作品もあれば、新進気鋭の現代アーティストの作品も展示されてます。

また美術だけではなく、世界的な建築、商品デザイン、写真、映画などの展示もしています。日本製の電気製品や家具、映画なども「デザインの歴史に影響を与えた優れた作品」として数多く収蔵されてます。なので「絵画とかはちょっと…」という人でも十分楽しめる美術館です。美術館のとなりには日本にも進出してるMoMAデザインショップが併設されていて、ここもまたお土産探しに最適なスポットです。

そんなMoMAですが、「Pay as you wish」こそないものの、毎週金曜の夕方から閉館までの時間内は無料で入場できます。「UNIQLO Free Friday Nights」といって、ユニクロがスポンサーしてる特別プログラムだそうです。あのMoMAの半日の入場費を毎週負担できるなんて、さすが日本が世界に誇るブランド…!というよりは、それだけの費用を大手企業が、美術に対しての一般の認識の向上のために貢献してることがすごくうれしいです。

こういった風に美術館の無料日を企業がスポンサーするのは欧米ではよく行われていることらしいのですが、日本国内ではまだそんなに見かけないことなので、ユニクロ先輩まじリスペクトです

ちなみに「UNIQLO Free Friday Nights」の営業時間内に入場券を購入した場合、それを使ってMoMAに併設されてる映画館で映画も見れちゃいます(購入した日にちのみ有効)。そこは美術館の映画館なので、流行りの作品ではなくインディース映画や芸術性の高い過去の名作映画などが上映されてます。つまり貧乏学生でもお金をかけずにオシャレなデートが出来ちゃうという、粋な裏ワザなのです。

3. グッゲンハイム美術館(Solomon R. Guggenheim Museum)
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日曜日〜水曜日・金曜日 午前10:00 – 午後 5:45
木曜日 定休
土曜日 午前10:00 – 午後 7:45
入場料 12歳以下・無料 学生・$18 大人・$25
裏ワザ 毎週土曜(午後5:45 − 7:45) は「Pay as you wish」ただしチケット販売は午後7:15まで
マンハッタンの五番街にある、ユニークな建築構造で有名なグッゲンハイム美術館。かたつむりの殻のような形と、建物の中が巨大な吹き抜けになっているところが特徴です。エレベーターで建物の最上部まで上がって、らせん状の通路を壁に掛けられた作品を見ながら進んでいくと、自然に階下へ降りるようになっています。この一風変わったオシャレな構造は、それだけでも体験する価値があります。

もちろん外見だけではなく、ミロやマティスやピカソといった近代美術の巨匠の作品がたくさん展示されている立派な美術館です。こういった歴史ある作品はらせん通路からちょっと脇にそれた別棟に展示されてます。一方、らせん通路には現代アート(もうちょっと奇抜な最近の作品など)を展示してる場合が多いです。

グッゲンハイムは毎週土曜日の夕方に「Pay as you wish」になります。タイムリミットが2時間しかないのがちょっと残念ですが、それでも入場料が安くなるのはお得です。心の準備さえ整ってれば1ドルでいけます。ちなみに、ハートの強すぎる私の友人は25セントに成功してました。

グッゲンハイムをワンコインで制覇したともなれば、熟練したニューヨーカーをも唸らせる武勇伝になるので、冒険心のある人は是非チャレンジしてみてください!

まだまだある!裏技が使える人気な美術館スポット!!

上記がニューヨークで一番有名な美術館三つのおさらいでしたが、まだまだ裏ワザが使える美術館はいっぱいあります。なので、地元ニューヨーカー達にも人気なスポットをいくつかリストアップしてみました

【「Pay as you wish」ができるところ & できる時間帯】
・ ニュー・ミュージアム 「New Museum」(木・午後7:00 – 9:00)
ホイットニー美術館 「Whitney Museum of American Art」(金・午後7:00 – 10:00)
ミュージアム・オブ・アーツ・アンド・デザイン 「Museum of Arts and Design」(木・午後6:00 – 9:00)

【入場料無料の日があるところ】
ブルックリン美術館 ( Brooklyn Museum ) 毎月・第一土曜日、ただし9月を除く
ミュージアム・オブ・ムービング・イメージ( Museum of the Moving Image )金・ただし午後4:00 – 8:00の間のみ
イサム・ノグチ美術館 「The Noguchi Museum」毎月・第一金曜日
・ モマ・ピーエスワン( MoMa PS1 ) ニューヨーク近代美術館のチケットを購入すると、購入してから14日以内なら同じチケットで分家であるMoMA PS1にも入場できる

Featured image:Matthew Black

       

hanaemon

アメリカ生活11年目突入。ニューヨークのマンハッタンで9年間過ごしたのち、カルフォルニアのバークレーに移住。いろいろレポートしたい気持ちとは裏腹に、スナフキン化が止まらないハイパーメディア幽霊部員。